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Test Pressing

インタビュー / 橋本徹 / Suburbia / Good Mellows / Cafe Apres-midi / Free Soul

橋本徹は、25年もDJしている。また彼はレーベル運営をしたり、コンピレイションの監修を20年以上も行っている。同じくらい続いている“フリー・ソウル”シリーズを手掛け、また彼は渋谷に所在するヴェニュー、Cafe Apres-midiも経営している。去年、橋本氏はSuburbia Recordsを立ち上げ、このレーベルから“Good Mellows”というコンピレイション・シリーズを始める。“Good Mellows”は、音楽のレインボウ・カラーにおける、よりバレアリック的な色彩に焦点を当てている。 私は、フィル・マイソンが自身のCantoma名義のアルバム『Just Landed』のプロモーション来日をしたときに、そのツアーをオーガナイスした橋本氏と初めてお会いした。Suburbia Recordsは『Just Landed』の日本発売をするためにライセンスした。このレーベルは、『Good Mellows』シリーズの第6弾の発売準備を整え、また同時にSmith & Muddの新作『Gorthleck』もライセンスし、日本発売をする予定で、それを引っ提げて今月Paul "Mudd" Murphyは来日ツアーを行う。“バレアリック”とは世界中で解釈があいまいな言葉であり、定義をするのが難しいが、日本ではまだ歴史が浅い。少なくとも東京のクラブ・シーンの審美眼は、デヴィッド・マンキューソ、ラリー・レヴァンとフランソワ・ケヴォーキアン等の来日により、ニューヨークのクラブ・シーンから発展していった。そういう意味で、私は日本でBの言葉(Balearic)に焦点を当て認知度を高めようと、効果的にシーンの関心を引き盛り上げている橋本氏が興味深かったので、今回話を訊いた。

Ken Hidakaが訳しました。

このインタビューをこれから始めたいと思いますが、貴方の経歴について教えて下さい。いつDJを始めたのでしょうか?

1991年です。

何に感化されて、DJをし始めたのでしょうか?

イギリスのレア・グルーヴ・ムーヴメントなどに感化されて、自分が好きなのに当時あまり知られてなかった埋もれた名作に光を当て、東京の仲間たち(シーン)に広めたいと思って。

その頃にどんな音楽をプレイしていたのでしょうか?

映画のサウンドトラック/ジャズ/ボサノヴァ/ラテン/フレンチ/メロウ・グルーヴ/SSW/AOR/ラヴァーズ・ロック/アンビエントなど、ジャンル的にはさまざまです。

その頃にどんなパーティーやクラブでプレイしたのでしょうか?

渋谷のDJ Bar Inkstickで行われていた「Suburbia’s Party」を中心に、クラブ・ジャズ系のパーティーにもゲストで参加したりしていました。

いつ頃から、どういう経緯で音楽業界に携わるようになったのでしょうか? 例えば、レーベルを運営するとか?

1990年に出版社に就職して、副業で「Suburbia Suite」というレコードガイドを編集・発行したとき、そこで紹介したレコードをコンピCDやリイシューCDにしないかと、レコード会社から誘われたのがきっかけです。90年代前半に東京のシーンに大きなSuburbiaブームが沸き起こり、特に、多くのレコード会社から発表されたコンピ「Free Soul」シリーズは大ヒットを記録して、タワーレコードのフリーマガジン「bounce」の編集長に迎えられることになりました。

『Free Soul』コンピレイション・シリーズについて詳しく話してください。どういう経緯で出すようになったのでしょうか?『Free Soul』コンピレイションのシリーズはまだ続いているのでしょうか?

1993年までのSuburbiaブーム時には扱うことができていなかった、自分の好きなグルーヴィー&メロウなソウル・ミュージック周辺の音楽を提案しようと、1994年春からDJパーティー「Free Soul Underground」と共にスタートして、90年代の東京で一大ムーヴメントになりました。今でも続いていて、レーベル編やアーティスト編など、スピンオフ企画も含めると100タイトル以上に達し、累計セールスは120万枚を超えます。

Cafe Apres-midiについて話して頂けないでしょうか? いつ頃から、どのくらいオープンしているのでしょうか?

1999年秋オープンです。2000年代前半に日本には空前のカフェ・ブームが訪れ、『Cafe Apres-midi』という店の名を冠したコンピCDシリーズや、Apres-midi RecordsのコンピCDも、これまでに70枚以上リリースされています。

どちらに所在しているのでしょうか? 

東京の渋谷です。

Cafe Apres-midiではどんなイヴェントが開催されているのでしょうか?

従来はジャズやブラジル音楽を中心にしたラウンジ系のイヴェントが多かったのですが、近年はチルアウト寄りのハウスやメロウ・ビーツ、ディアンジェロ以降のソウル〜J・ディラ以降のヒップホップ〜ロバート・グラスパー以降のジャズ、それにバレアリック寄りの心地よいサウンドが、よくプレイされています。

Cafe Apres-midiではどんなレギュラー・パーティーが開催されているのでしょうか?

現在は「Good Mellows」「Free Soul」「Jazz It Up」「Friday Lounge」「harmony」などです。

“Good Mellows”というアイデアは、どういう経緯で、いつ生み出されたのでしょうか?

2014年の夏に海辺でDJする機会が多く、そこでかけていた気持ちよくメロウな、クラブ・ミュージック以降の感覚を踏まえたチルアウト・サウンドを、同じ頃ディスクユニオンからレーベルを立ち上げないかと依頼されていたSuburbia Recordsの、2015年春のファースト・リリース・コンピにしました。おかげさまでご好評をいただき、シリーズ化され今年の夏に第6弾コンピ『Good Mellows For Sunlight Breezin’』がリリースされます。

“Good Mellows”という鎌倉にあるカフェ/バーがあります。Suburbia Recordsのレーベルと“Good Mellows”のコンピレイション・シリーズは、このカフェとどのくらい密接に関係しているのでしょうか?

2014年の夏から鎌倉・由比ヶ浜の「Good Mellows」という素敵な店でDJパーティーを続けていて、そこでプレイして気持ちよかった曲は、できるだけコンピに収録しています。何よりも「Good Mellows」という言葉の響きの素晴らしさ・吸引力にインスパイアされて、このコンピ・シリーズを作っていますね。

『Good Mellows』のコンピレイションの選曲はどのように行われているのでしょうか? どこで選んだ音楽/楽曲を聴く/探すのでしょうか?

25年以上にわたって普段からレコードショップに毎週通い、そこで気に入って買って、プライヴェイトやDJパーティーでよくかけているものから選んでいます。僕は日常的にもパソコンやスマートフォンを使わない古いタイプの人間なので、インターネット通販や配信音源は、使ったことがありません。

各『Good Mellows』のコンピレイションには、個別のテーマを考えるのでしょうか?

絶対に収録したいなと思っている楽曲のテイストや、コンピがリリースされる季節を踏まえ、大まかにはテーマを考えて、タイトルやその他の収録曲に反映させています。

『Good Mellows』のコンピレイションに収録されている音楽スタイルの多くはハウスですが、また他方では多くはバレアリックとカタゴライズ出来ます。バレアリックの音楽は、日本で浸透しており、ありがたく思われ、理解されていると思いますでしょうか?

熱心なファンはいますが、一般的には少しずつ浸透しつつある段階だと思います。僕はバレアリックと言われる音楽の気持ちよさと共に、レア・グルーヴなどと同じようにそこにある、大きな価値観の転換に、共感と刺激を感じています。

貴方は、『Good Mellows』のコンピレイション・シリーズの継続的なリリース、最近アンドラス・フォックスやフィル・マイソン(Cantoma)を来日させ、彼らのツアーをアレンジし、彼らの音楽を手軽に日本国内で入手出来るように仕掛けたりして、バレアリックのアイデアを日本で広めたいと試みているのでしょうか?

そうですね。自分が選曲を手がけることで、バレアリックと言われる音楽やアイデアが、より多くの日本の音楽ファンに伝われば嬉しいなと思っています。

日本発売用に貴方のレーベル、Suburbia Recordsは、Gigi Masin『Wind』もまたライセンスしました。貴方は、いつGigi Masinの音楽を初めて聴いたのでしょうか?

今は亡き友人のNujabesもサンプリングした、『Good Mellows For Sunset Feeling』に収録した「Clouds」は、2000年頃から知っていましたが、他の作品は、2014年にMusic From Memoryが編んだ『Talk To The Sea』を機に、本格的に聴きこむようになりました。

Smith & Muddの新作『Gorthleck』の発売タイミングに合わせ、貴方はポール・マーフィーを来日ツアーを行うために呼びます。他のアーティストで、同じような待遇を今後行おうと考えているのでしょうか? また、他のアーティストで日本に呼びたいアーティストがありますでしょうか?

今後もいろいろと実現できたら嬉しいと思っています。お呼びしたいアーティスト/DJはたくさんいますが、まずはやはり、ジジ・マシンのライヴを日本で実現できたらな、と思っていますね。

Hashimoto-san and Suburbia will release “Good Mellows For Sunlight Breezin’”, and Smith & Mudd`s “Gorthleck” on July 20th.

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Paul Murphy / Mudd`s packed Japanese schedule looks like this:

  • 7.15 Welcome Party at Cafe Apres-midi
  • 7.16 Bonobo
  • 7.18 OPPA-LA
  • 7.19 Dommune
  • 7.20 Time Out Cafe & Diner
  • 7.22 Square Fukuoka
  • 7.23 Red Bar Okinawa
  • 7.24 Corona Beach Bar Okinawa
  • 7.27 Knock
  • 7.29 Cafe Apres-midi
  • 7.29 HMV record shop Shibuya
  • 7.30 WOAL Takasaki
  • 7.31 CAY

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